板倉農産のお米は化学肥料を使わない安全安心の美味しいお米です。 農家直送WEB通販で販売中!

ひと味違う!アイガモ農法の有機米を食卓へ

通信販売ご利用ガイド お問い合わせ
米ぬかパワーを活かすには[食事編](10)

米ぬかの上手な食べ方

  米ぬかは、 長く保存しておくと、酸化してしまうことがあります。これは、米ぬか部分に脂肪が多く含まれているからです。「脂肪が多いなら、健康によくないじゃないか」と思うかもしれませんが、含まれているのは植物性脂肪で、むしろ体にいいものですから安心してください。

 米ぬかにはパルミチン酸、オレイン酸、リノール酸などが含まれますが、この中でのリノール酸はコレステロールを下げる働きがあり、高血圧や動脈硬化の予防に校か的といわれています。

 ところが、リノール酸のような不飽和脂肪酸は、空気中の酸素に触れると酸化物に変質します。酸化した脂肪には、コレステロールを少なくする働きはありません。それどころか、むしろ体にとっては害が出ます。ひどい場合いは下痢をしたり、吹き出物がでたりします。

 なるべく新しいものを買うようにというのは 、酸化を防ぐためなのです。米ぬかは、精米した時点から酸化がはじまります。放置している間にもどんどん酸化が進みますから、早く消費することが大事です。保存状態にもよりますが、賞味期限は精米から一週間といわれています。一週間しかもたないとなると、米ぬかを購入するたびに、たびたびお米屋さんへかよわなければなりません。なにかと忙しい現代人には、大変な手間です。

 そこで、なるべく、買い物の手間を省く方法を教えましょう。米ぬかを、から煎りしてから食べるようにすればいいのです。ひじきやワカメなどは乾燥させて保存します。生の状態よりも、水分を蒸発させた方が長持ちするからです。米ぬかの場合も同様です。から煎りして水分を飛ばせば、長持ちさせることができるのです。

 そこで、米ぬかは買ってきたらすぐに、から煎りします。フライパンに油をひかずに、 そのまま米ぬかをいれて、から煎りするのです。このとき、フライパンに油気が残っていないかどうか注意してください。フライパンでなくてもなべでもかまいません。から煎りする時間は、なべの厚さや米ぬかの量によってことなりますが、だいたい2~3分でOKです。

back

ページTOPへ