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なぜ万病にきくのか(2)

ダイエタリー・ファイバーは腸内の掃除部屋

  人間の体を正常にさせる繊維をダイエタリー・ファイバー、日本語では食物繊維と一般に呼んでいます。

  パーキット博士の調査では、アフリカ先住民の一日の排泄物の量は、平均約350~400グラムだったといいます。それに比べ欧米人の場合は、100~120グラム、日本人は150グラム前後です。

  アフリカの人々の排泄量がいかに多いか、よくおわかりいただけると思います。なにしろ、欧米人の約2倍から3倍もの便を毎日だしているのですから。

  排泄量が多いからといっても、アフリカの人々が、欧米人の2~3倍の量の食べ物を食べているわけではありません。つまり、欧米人よりもアフリカの人々の方が、食べたものを体内に蓄積せずに上手に排出している証拠と見ることができるでしょう。それでは、なぜアフリカの人々の排出量が多いのでしょうか。

  パーキット博士は、この疑問を解決するために、食物を輩出の関係に着目しました。その結果「食物に含まれるダイエタリー・ファイバーが排出量に関係している」ということを発見したのです。

  パーキット博士の発見がきっかけとなって、世界中でダイエタリー・ファイバーの研究が進みました。そして、ダイエタリー・ファイバーについて、さまざまな事実が明らかになってきました。

  ダイエタリー・ファイバーは、体内で消化吸収されずに、そのまま体外へ排出される成分です。いい方を変えれば「消化に悪いもの」です。昔は消化に悪い食べ物は、あまり好まれませんでした。消化にいいものはのほうが、体にいいと考えられていたからです。ところが、消化に悪いことこそダイエタリー・ファイバーの最大の長所なのです。ダイエタリー・ファイバーは、消化吸収されないので、そのままの形で大腸まで進み、腸壁を刺激して、せん動運動を活発化させてくれます。さらに水分を保持し、便を軟らかくし、スムーズな排便を助けます。また、ダイエタリー・ファイバーは腸内に入ると、腸内の細菌によって有機酸に分解されます。有機酸は腸の粘膜を刺激するので、排便が進められるのです。

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