おいしいごはんの炊き方
お米の洗い方や水加減など、ちょっとした心づかいで、同じ炊飯器を使ってもよりおいしいご飯がたけるのです。
(1)手早くお米を洗う
計量カップを使ってお米を正確に計ることからはじめます。
最初はたっぷりめの水で手早く洗いあとは指でシャカシャカ掻き混ぜる要領で米を洗い、2~3回すすぐ程度にします。
力を入れてゴシゴシ研ぐ必要はありません。
(2)大切な水加減
炊飯器の目盛りは、あくまでも目安量です。おいしいご飯を炊くために、水加減は次ぎのように覚えておいて下さい。
普通の精米の場合は、炊くお米の容量の20%増しが標準です。柔らかめ、硬めなどの好みがあれば、水を多め、少なめにすると良いでしょう。
(3)お米をしばらく水につけておきます
ふっくらしたご飯を炊くコツは、お米に水分を吸わせることです。水温によって異なりますが、夏は30分以上、水温の低い冬は1時間以上は水に浸します。お米が十分に吸水して、おいしいご飯になるために必要な水分は、27~30%程度です。
(4)じっくり蒸らす
炊けたあとはそのまま10~15分程度おいて蒸らしてください。もちろんフタを開けることは禁物です。蒸らし終わったら、底のほうからご飯の粒をつぶさないように、大きく掘り起こし混ぜます。余分な水蒸気を出すことで、ふっくらした食感が得られます。